四季のなかで1番好きな冬キャンプで愛用しているニューアルパカストーブも2シーズン目に突入しました。
日本の安全基準(JHIA)をクリアし、ニューアルパカストーブとして生まれ変わって人気に火が付き売り切れ状態や半年先まで買えない状況が出ています。
さらに2021年には新色のオリーブも追加されオシャレなキャンプギアとして一層磨きがかかりました。
秋口頃になると売り切れが予想されますので狙っている方は買えるときに思い切って買ってしまうことをオススメします。
ニューアルパカストーブを選んだ4つの理由
コンパクト

ニューアルパカストーブはコンパクト設計です。
同じ対流式石油ストーブのなかでも小さい部類で、同程度のコンパクトな石油ストーブはフジカハイペットくらいでした。
画像はバンドックソロベースEXにニューアルパカストーブを入れたものですが、ほとんどスペースを取りません。
テント内のスペースを圧迫しない他、持ち運びの利便性が高いのも良いですよね!
ハイカロリー(高火力)

ニューアルパカストーブはコンパクトなだけではありません。
小さいのにハイカロリー(高火力)なのが魅力です。
その熱量はトヨトミレインボーストーブ、フジカハイペット、アラジンブルーフレームと比較してもっとも高い数値を示しています。
画像はサーカスTCのなかでニューアルパカストーブを使っている様子ですが2月初旬のふもとっぱらキャンプ場でもニューアルパカストーブ1台あれば”ぬくぬく”過ごせますよ!
専用ケース付き

ニューアルパカストーブには専用ケースが付いてきます。
画像は2020年モデルの専用ケースで赤色の派手なバッグでしたが、2021年モデルからは黒色の専用ケースに変更されカッコよくなりましたよ!
さらに黒色の専用ケースにはポケットが付いているので着火に使うライターやマッチ、一酸化炭素チェッカー、反射板など一緒に収納しておくことが出来ます!
可愛らしいデザイン

キャンプギアを選ぶ上でデザインも大きな要因になりますよね。
対流式石油ストーブにはオシャレなデザインのものが多くありますが、僕はボテッとしたニューアルパカストーブのデザインに惚れて購入に至りました。
2021年からは新色としてオリーブも登場!
かなりオシャレです。
1年待っていればオリーブを選んでいたと思いますが、黒も十分カッコいいので満足しています。
他社製品との比較表
この比較表を見るとトヨトミレインボーストーブのスペックがもっとも高く見て取れます。
ニューアルパカストーブの強みは上記で紹介した以下の4点。
- コンパクト設計
- ハイカロリー(高火力)
- 専用ケース付き
- デザイン
もっともコンパクトなのにもっともハイカロリーなのが魅力です。
今回は比較対象からフジカハイペットを除外しました。理由は納期がわからないことです。他の方のレビューなどを見ていると1年以上待ちの状況になることもあるそうです。(確認は取れていません。)フジカハイペットの製品が気になる方は公式サイトを検索してください。
他にもあったニューアルパカストーブの良い点
日本の安全基準(JHIA)をクリア

アルパカストーブからニューアルパカストーブにリニューアルした最大の変更点は日本の安全基準(JHIA)をクリアしたことです。
安全・安心を考える上で重要な改善ですね。
燃料油キャップにゴムパッキン

燃料油キャップのゴムパッキンも日本仕様になってからの改善点です。
変更前の燃料油キャップにはゴムパッキンが付いておらず灯油が入っている状態で揺れると燃料が漏れるという声がありました。
今回、ニューアルパカストーブに灯油を満タンにした状況でキャンプ場まで車移動しましたが、まったく漏れている様子はありませんでした。
本来持ち運び時は燃料を空にしておくべきですが、いざというとき燃料が漏れないの大きなメリットです。
ストーブの上で簡単調理

石油ストーブの良いところは天板の上で加熱調理出来るところですよね。
カレーやシチュー、スープなどは天板の上に乗せておけば冷めることはありませんし、ストーブの上で鍋も出来てしまいます。
乾燥しがちな冬のキャンプでは常にお湯を沸かしておけば加湿も出来るので重宝します。
ニューアルパカストーブ気になる点

お気に入りのアイテムでもメリットばかりではありません。
使っていてちょっと気になるところを紹介しておこうと思います。
火力調整が出来ない

ニューアルパカストーブは火力調整が出来ません。
火を大きくしたり小さくしたりするつまみは付いていますが、これは適正な燃焼具合を維持するための調整つまみで、強火にしたり弱火にしたり室内の温度調節用のものではありません。
取扱説明書にも記載がありますが、常に適正な燃焼を保っていないと一酸化炭素発生の原因になりますので注意しましょう。
点火方法がライター及びマッチ

ニューアルパカストーブは点火するのにライターやマッチが無いと火を付けることが出来ません。
このレトロな点火方法が”味”という気もしますがライター・マッチを忘れてしまうと火を付けられないので注意しましょう。
2021年モデルからは専用ケースにポケットが付いていますのでライター・マッチを常備しておくと良いですね。
上記で比較したストーブではトヨトミ レインボーストーブだけが電子点火方式です。
反射板を自作してより熱効率を高める

反射板は必要なアイテムというわけではありませんが、反射板を付けることで一方方向へ熱を集中させ熱効率を高めることが出来ます。
ニューアルパカストーブには専用の反射板がありませんので必要な方は自作しましょう。
簡単に、安く出来ますので挑戦してみて下さい。
ニューアルパカストーブ製品仕様
型式名 | TS-77JS-C | 燃焼継続時間 | 10時間 |
種類 | 自然通気形開放式石油ストーブ(しん式・自然対流形) | 暖房のめやす | 13~17㎡ |
点火方法 | 点火用ライターまたはマッチ | 外形寸法 | 高さ405㎜×幅350㎜×奥行350㎜ |
仕様燃料 | JIS1号灯油 | 重量 | 約6.6㎏ |
燃料消費量 | 3.0kW(0.293L/h) | しんの種類 | 普通筒しん(TS-77JC) |
暖房出力 | 3.0kW | しん呼び寸法 | 径95㎜×厚3㎜×長200㎜ |
油タンク容量 | 3.7L | 安全装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) |
ニューアルパカストーブで冬キャンプを快適に!
以上、ニューアルパカストーブの良い点、気になる点を見てきましたがいかがでしょうか?
僕は総合的に大満足しています(^^)/
冬のキャンプがぬくぬくで快適になりました!
石油ストーブであればキャンプの他、自宅でも使えるので嬉しいですよね。
デザインもオシャレですし!
人気アイテムのため機会を見逃すと売れ切れになる場合がありますのでご注意ください。
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