Gstoveのステンレス製薪ストーブがお手入れ楽々でカッコイイ!

キャンプ

キャンプ好きな私にとって薪ストーブは憧れのアイテムのひとつでした。

冬のキャンプを盛り上げてくれる薪ストーブ選びはすごく悩みます。

結果、私が選んだ薪ストーブは「Gstove Heat View(ジーストーブヒートビュー)」です。

決め手となったポイントは2つ。

  • ステンレス製でお手入れが楽なこと
  • 重厚感のある格好の良いデザイン

Gstove Heat Viewを実際に使ってみて感じた良い点、気になる点を含めて紹介します。

個人的な感想ですがノルウェー発のブランドという響きがとても良いですよね!

アウトドア薪ストーブは屋外での使用を目的として製造されています。また各テント販売メーカーはテント内での火気の使用を禁止しています。テント内で薪ストーブを使用する場合は、火災、一酸化炭素中毒、火傷など安全面に注意しなければなりません。薪ストーブの正しい設置、十分な換気、一酸化炭素警報器の設置、就寝時は必ず消火、まわりの方への配慮など対策を施し自己責任のうえ楽しみましょう。

Gstove Heat Viewの良い点

ステンレス製でお手入れが楽

薪ストーブの素材は鉄・ステンレス・チタンなどがあります。

選択基準は価格、メンテナンス、軽さ、デザインで好みによりますが、私はメンテナンスが比較的楽なステンレス製の一択でした。

ステンレスの錆びにくい特徴が魅力的です。

また新品の状態では銀色でピカピカに輝いていますが、ひとたび火を入れれば焼き色が付き薪ストーブの味わいがグッと増します!

重厚感のあるボディとデザイン

Gstove Heat Viewの分厚いステンレスは重厚感がありワイルドなデザインに仕上がっています。

特徴的な形状をしたデザインは他の薪ストーブと差別化できます。

テント内にGstove Heat Viewが置いてあるだけで熟練キャンパーの風格がにじみ出る気がして気分が上がりますよ!

炎が見える耐熱ガラス窓

薪ストーブ内の炎が見えるか見えないかでキャンプの雰囲気は大きく変わります。

みなさん大好きな焚き火をテントの中で味わえるので、炎が見える耐熱ガラス窓があると薪ストーブをより一層楽しめます。

また炎を眺めて楽しむだけでなく薪ストーブ内の燃焼具合の確認や、温度管理にも大きく役立ちます。

薪ストーブ内が見えると効率よく薪をくべることができますよ。

豊富な純正オプション

Gstove Heat Viewには豊富な純正オプション品が用意されています。

一度に全部揃えると高額になってしまいますが、自身の使用環境によって後から必要なパーツをチョイスできるのは嬉しいですよね。

いつでもお湯が出せるウォータータンクや排熱を効率よく利用できるパイプオーブンは人気がありそうです。

また使っているテントによっては延長煙突やスパークアレスターが必要になる場合もあります。

Gstove Heat View気になる点

脚が短い

Gstove Heat Viewの特徴のひとつでもありますが、脚が短く本体と地面の隙間が10㎝程度しかありません。

私は背の低いテント”ソロベースEX”との組み合わせでも使用したいと考えていたので、あえて脚の短いGstove Heat Viewを選びました。

実際に使用してみると薪をくべる際に腰をかがめる必要がありました。

ローチェアを使っている方なら気になるレベルではないかもしれません。

ただし、純正オプション品に専用延長脚が用意されていますので、これを購入すれば解消できます。

初期費用が高い

Gstove Heat Viewは高価な薪ストーブです。

さらに初期段階で必要になるオプション品もあるので、こちらを含めると簡単に購入できる金額ではありません。

手に入れてしまえばとても良い物ですが、手に入れるまでが躊躇してしまうかもしれませんね。

Gstove Heat View本体セット内容と製品仕様

  • ストーブ本体
  • 延長煙突6本(1本の長さ:36.5㎝)
  • ロストル
  • 火の粉止め煙突1本
  • 灰落としスクレーパ1本
収納サイズ39㎝(奥行)×22㎝(幅)×20㎝(高さ)
使用時サイズ39㎝(奥行)×22㎝(幅)×2m40㎝(煙突含む高さ)
重量9.4㎏
素材ステンレス
Gstoveユーザーマニュアルより

初期段階で購入しておいた方が良い純正オプション品

Gstove Heat Viewを使用するにあたって最初から用意しておくことをオススメする純正オプション品を紹介しておきます。

メッシュテントプロテクター

これは煙突とテントの接触面をガードする道具です。

薪ストーブに火を入れると煙突も高温になります。

高温になった煙突に直接テントが触れていると発火したりテントが傷んだりする危険があります。

とくに樹脂製のジッパーは溶けやすく、テントが使えなくなってしまうので注意が必要です。

メッシュテントプロテクターを装着して煙突とテントが直接触れないようにすることで、火災やテントの故障を防ぎます。

ただしメッシュテントプロテクターだけで熱を完全に遮断できるわけではありません。

多くの薪ストーブユーザーは煙突やメッシュテントプロテクターに耐熱バンテージやスパッタシートを巻き付けるなどして安全面に十分配慮した対策を施しています。

スパークアレスター

これは煙突上部から火の粉が飛び散るのを軽減する道具です。

焚き火をしていて火の粉が舞うように薪ストーブの煙突からも火の粉が飛び散ります。

スパークアレスターは煙突の最上部に取り付けるメッシュ状の煙突で火の粉の飛び散りを軽減します。

自身の使用しているテントがポリエステル製のテントの場合は火の粉が飛び散ると穴が空いてしまいますので注意が必要です。

また近くにポリエステル製のテントを使用している方がいる場合は、トラブルの元になりますので十分な間隔をあけて絶対に火の粉が届かないようにしましょう。

スパークアレスターを装着しても完全に火の粉を防ぐことは出来ませんので、薪ストーブ使用の際はコットン素材かポリコットン素材(TC素材)のテントを推奨します。

ダンパー付き煙突

これは煙突の一番根元に取り付けて排気量を調整できる煙突です。

薪ストーブは薪の消費量が多くなります。

薪ストーブ内の炎が熾火おきびになり安定してきたら、本体正面の吸気口とダンパー付き煙突の排気口の開閉で火力を調整します。

常に最大吸気、最大排気だと薪の消費ペースが早いので、火力を調整して薪の燃費を上げましょう。

延長煙突

延長煙突は使用しているテントの高さを考えて必要かどうか判断しましょう。

上記でも紹介したように煙突から火の粉が出ますので、火の粉がテントに当たりにくくする為に煙突がテントよりも高くなるように設置することをオススメします。

ソロベースEXのような背の低いテントでしたら初期のセット内容だけで問題ありませんが、サーカスTCのような背の高いテントだと延長煙突を追加した方が良いです。

サーカスTCの場合は初期セット内容+ダンパー付き煙突追加+延長煙突1本追加+スパークアレスター追加でテントより高くなります。

薪ストーブを設置する際に気を付ける点

上記の内容以外で、私が薪ストーブを設置する際に気を付けている点を紹介しておきます。

安全に薪ストーブを使うために参考にしてみてください。

水平な場所に固定

基本的なことですが薪ストーブは水平な場所に固定しましょう。

傾斜の場所やデコボコした地面だと薪ストーブ本体が安定せず、本体や煙突が倒れると大きな事故につながる可能性があります。

私の場合はGstove Heat Viewの脚をペグで固定してしまいます。

実際に私の体験として不安定な場所で薪ストーブの上にダッチオーブンを乗せたら傾いて煙突が倒れたことがあります。

このときはまだ火を付けてなかったので大事には至りませんでしたが、煙突が高温になっていたら危なかったです。

煙突をロープで固定

煙突が転倒しないように必ずガイロープで固定しましょう。

キャンプはアウトドアの遊びなのでいつ強風に見舞われるか分かりません。

煙突が倒れると反動で本体も倒れます。

ただしGstove Heat View初期装備の”火の粉止め煙突”にはロープを固定する箇所がありません。

純正オプション品のスパークアレスターにはロープを固定する箇所が3箇所ありますので、スパークアレスターは是非用意しておくことを推奨します。

地面の保護

薪ストーブ本体からの輻射熱ふくしゃねつで本体の下にも高温の熱が放出されます。

地面が焼けてしまわないようにスパッタシートなど敷いて地面を保護しましょう。

選択に迷った薪ストーブ

私は自分の好みや使用条件を考え最終的にGstove Heat Viewを購入しましたが、参考程度に最後まで比較検討していた薪ストーブを紹介しておきます。

それは tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のウッドストーブサイドヴューMサイズ です。

こちらもステンレス製の薪ストーブでとても人気の高い薪ストーブです。

耐熱ガラス部分が広く、より炎の揺らぎを楽しめます。

セット内容もGstove Heat Viewより充実していて、オプション品も含めたトータルコストは若干リーズナブルです。

天板の丸蓋を外すと直火料理も可能です。

では、なぜGstove Heat Viewにしたのか。

  • ソロベースEXで使うには脚の短い本体の方が都合が良さそうだった。
  • ウッドストーブサイドヴューMの丸蓋が熱で変形するというレビューをみたこと。

この2点です。

私がメインで使用しているテントは”ソロベースEX”と”サーカスTC”です。

サーカスTCで使用するにはどちらでも問題ありませんが、ソロベースEXで使うにはGstove Heat Viewの方が使い勝手が良いだろうという判断がひとつ。

Gstoveもテンマクデザインも使用すると本体に歪みが生じる場合があると説明していますが、実際にウッドストーブサイドヴューMの丸蓋が歪んでいる画像を見たとき怖いと感じたことがもうひとつです。

ただし、この歪みについてテンマクデザインは使用には問題ないとしていますので私に気にし過ぎだと思います。

デザインについてはどちらも甲乙つけがたく格好良いです。

薪ストーブの魅力

薪ストーブは本当に魅力的ですよね。

私が薪ストーブに感じる魅力は

  • 圧倒的な暖房効率
  • 天板の上での調理
  • 炎の揺らめき

どれも冬キャンプに欠かせない条件です。

石油ストーブも簡単に使えて暖を取れるので魅力的ですが、薪ストーブには薪ストーブの良さがありますね。

本当に寒い時期のキャンプには両方とも持って行きたいアイテムですよね。

手間も道具も増えて面倒に感じる冬キャンプですが、冬こそキャンプの面白い季節ですね。

アウトドア薪ストーブは屋外での使用を目的として製造されています。また各テント販売メーカーはテント内での火気の使用を禁止しています。テント内で薪ストーブを使用する場合は、火災、一酸化炭素中毒、火傷など安全面に注意しなければなりません。薪ストーブの正しい設置、十分な換気、一酸化炭素警報器の設置、就寝時は必ず消火、まわりの方への配慮など対策を施し自己責任のうえ楽しみましょう。

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