キャンプを主としたアウトドアレジャーで火を使うとき、カセットコンロやバーナーなどでガス缶を使用しますよね。
一般的には家で鍋なんかをやるときにカセットコンロで使用するガス缶(CB缶)をイメージされると思いますが、キャンプや登山なんかでは普段見かけないようなずんぐりむっくりした形のガス缶(OD缶)を使ってる方をよく見かけます。
何がどう違うんだろうか?
今回はガス缶、CB缶とOD缶の違いとそれぞれの特徴を見ていこうと思います。
CB缶

CB缶(カセットガスボンベの略)は家で鍋をやるときにカセットコンロに差し込む細長い筒状のガス缶です。
カセットコンロ自体は安価で販売されていますし五徳も一体になっていますのでキャンプでも重宝しますよね(^^)/
CB缶専用のバーナーも販売されていますのでソロキャンプやお湯を沸かす程度の用途でしたらバーナーの方が荷物もコンパクトに収まって良いですよね!
CB缶のメリット
CB缶のメリットは手に入り易いことと、安価であること!
CB缶はどこでも売ってます(^^)/
スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニ、ドラッグストア延いては100円ショップでも販売されていますよね!
まあ、どっかお店に入れば大概手に入れることが出来ます。
よく見かけるのはイワタニのCB缶250gが3個パックになってる商品。
700円~1000円程度といったところでしょうか。
100円ショップでも販売されているということは100円の物もあります(^^;
キャンプで火を付けるのに使う燃料は薪、炭、灯油など様々ありますが一番安価なのではないでしょうか(^.^)
CB缶のデメリット
CB缶のデメリットは寒さに弱いことです。
とっても楽しい冬のキャンプでは鍋やおでんをハフハフしながら食べたいですよね(^^)/
カセットコンロで鍋でもやるか~なんて言ってCB缶を差し込んで着火しようとしても火が付かない(´;ω;`)
実際に起こり得るお話です(-_-;)
僕の経験ではCB缶は10℃を下回るような寒い季節のキャンプでは使えないことが多く、火が付いたとしても火力がめちゃくちゃ小さかったりします。
ガス缶が冷えないように巻くカバーなんかも販売されていますが、あまり効果を感じません(^^;
冬のキャンプでガスを使うならOD缶にするか、そもそも違う燃料で火を起こした方が良さそうです!
暖かい季節のキャンプでしたらCB缶でも問題ありませんよ(^^)/
OD缶

続いてOD缶(アウトドアの略)です。
あまり見かけない形のガス缶がOD缶ですね!
僕もそうですが登山をされる方のほとんどはOD缶を使用しています!
OD缶のメリット
OD缶のメリットは寒さに強いこと!
これが登山者がOD缶を選ぶ最大の理由です。
真夏でも3000m級の山の上では晩秋~初冬くらいの気温になることもあります。(雨や強風なら尚更寒い!)
CB缶では火が付かない可能性が出てくるんですよね~(^^;
だからOD缶を持って行くんです。
OD缶なら2000m~3000mの残雪期テント泊でも使用できます。(-10℃以下の気温になると使えるかわかりません。)
OD缶のメジャーなイワタニのPRIMUSにはノーマルガスとハイパワーガスがあり寒さによって使い分けます。
僕はキャンプでも登山でも常にハイパワーガスを使用しています(^.^)
平地の冬キャンプで火が付かないなんてことはまずありません!
OD缶のデメリット
一つは販売しているお店が少ないこと。
アウトドアショップや登山用品店くらいでしか売られているのを見たことがありません(-_-;)
近くにそういったお店がある方はラッキーですが、近くにお店が無いよ(´;ω;`)という方は手に入れるのにひと手間かもしれませね(^^;
今の時代はネットで何でも買える時代ですのでさほど苦になることではないかもしれませんがデメリットの一つです。
もう一つ!
CB缶に比べて価格が高いこと。
CB缶は100円ショップで買えば250g1缶100円ということになりますが、OD缶は同じ容量の250gで1缶500円程度します。
大きな金額ではありませんが5倍程度の金額差になります。
結局CB缶とOD缶どちらが良いの?
僕個人のオススメは一年を通して使えるOD缶です!
が、価格差やカセットコンロが使える点などCB缶にも良いところはあります!
OD缶ではカセットコンロが使えませんから(^^;
なので季節によって上手に使い分けるのが賢いですね(^^)/
いずれにしてもガスなら着火が早く火力調整も出来るのでキャンプでも大活躍するアイテムですよね(^^)/
場所によっては焚き火禁止のキャンプ場もあるのでガスで使えるバーナーやカセットコンロが一つあると便利です!
コメント