バンドックから販売されているソロベースやソロベースEX「とても良いテントだけどテント内のポールが邪魔だな~」と感じたことはありませんか?
解決する方法は簡単です。
テントを支えるポールを二股ポールにすれば室内広々で、さらに使い勝手の良いテントになります。
この記事ではソロベース・ソロベースEXのポールを二股ポール化することのメリット、デメリットに加えて二股ポールを使用する場合の設営方法をご紹介しています。
二股ポールは自作する方も多くみえますが、バンドックから純正オプションの二股ポールが販売されていますので誰でも簡単に二股ポール化できますよ!
※ソロベース・ソロベースEXの基本的なサイズは同じです。ソロベースとソロベースEXの違いはこちらの記事を参照にしてください。
二股ポール化のメリット

ソロベースEX二股ポール化のメリットは室内スペースの確保です。
標準装備では室内の真ん中に2本のポールを立ててテントを支える構造で、キャンプ中ポールが邪魔に感じることが多々ありました。
このポールを二股に変更して室内で邪魔していたポールがなくなったのでストレスフリーに!

コット、チェア、荷物の置き場に制限がなくなり、テント内のレイアウト自由度が格段に向上しました。
室内のポールをなくすとコットをテント中央に配置できますので、コットから起き上がるときに頭がテントにあたることもなくなります。
テントサイドの開閉部から出入りする際もポールが有るのと無いのでは動き易さが大幅に改善されます。
二股ポール化のデメリット
二股ポールを用意するのに別途料金がかかることです。
純正オプション品を購入するにしても、自作の二股ポールを準備するにしてもソロベースEX本体とは別に出費が必要です。
純正オプション品の二股ポールは1組(1本)単位で販売されていますので、左右両方のポールを二股化するには二股ポールを2組(2本)購入しなければなりません。
ソロベースEX本体と合わせるとソロ用テントとしては高額になります。
購入金額におけるデメリットをクリア出来れば、ポールを二股化すること自体にデメリットは1つもありません。

二股ポールを使用する場合の設営方法
二股ポールを使用する場合の設営方法は標準ポールの設営と大きく変わりません。
ペグを打ち込む場所の決め方も二股ポールを使用する方が簡単です。
設営手順①

フライシートを広げる。
この際、キャノピー部分のジッパーは閉めてサイドの開閉部のジッパーは広げておいた方が分かり易いです。
設営手順②
二股ポールを使ってペグダウン位置を決めペグダウンする。
フライシートのポールを差し込むハトメ部分に二股ポールを置く。(二股ポール頂上の凸部分がフライシートの頂上のラインに沿っていることを確認する)

二股ポールの接地面2箇所がペグダウン位置になります。


反対側も同じ要領でペグダウン。
設営手順③
ペグダウンしたペグにガイロープを掛け二股ポールを立てる。

反対側も同じ要領で。
両方とも二股ポールを立てたらバランスを見ながらガイロープをしっかり絞る。

設営手順④
テントのサイド開閉部、背面の角をペグダウンする。



この際すべてのジッパーは閉じておくこと。(※ジッパーを開けたまま設営してしまうと設営後にジッパーが閉まらない状態になるかもしれません。)
設営手順⑤
キャノピー部分にポールを立てる。

完成。
広々室内空間でソロベースEXがさらに快適に

ポールを二股ポールに替えるだけでソロベースEXの快適度は大きく向上します。
室内スペースの広さには不満はなくなりました。
コットを入れるのも良し、土間スタイルにするのも良し!
ロースタイルなキャンプがより一層楽しくなること間違いありません。
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