キャンプをする人の多くが使っているオイルランタンってそんなに良いアイテムなの？
と疑問に思ったことはありませんか？
私がオイルランタンを好んで使う理由はキャンプの雰囲気づくり。
キャンプの夜を楽しませてくれる演出のひとつです。
オイルランタンの中でも人気なのが私も愛用しているFEUERHAND(フュアーハンド)ランタン276ジンク。
ここではFEUERHAND(フュアーハンド)ランタン276ジンクの
- 明るさ
- 使い方
- 使用燃料
- 注意点
を紹介していきます。
オイルランタンの明るさは？
FEUERHAND(フュアーハンド)ランタン276ジンクは照明としては不十分な明るさです。
もちろん炎でまわりを照らしてはくれますが、単純に明るさを求めるのならLEDランタンの方が優秀です。
オイルランタンは照明としての機能より、キャンプの雰囲気を演出するアイテムとして親しまれています。
炎のゆらぎには1/ｆゆらぎというリラックス効果があるといわれるように、オイルランタンの炎をボーっと眺めている時間がキャンプの楽しみでもあります。
オイルランタンの使い方は？
オイルランタンは特殊な形状をしていますが使い方は簡単です。
①レバーを下げてホヤ(ガラスの部分)を上げる
②芯に火を点ける
③レバーを上げてホヤを戻す
④つまみを回して炎の大きさを調整
オイルランタンの消し方は？
オイルランタンの火の消し方は2パターンのどちらかです。
①つまみを回して炎が見えなくなるまで芯を下げる
こちらの消し方の場合はつまみを回し過ぎると芯がタンクの中に落ちてしまうので注意しましょう。
芯が落ちてしまったときの対処方法はこちらの記事で紹介しています。
②ホヤを上げて芯に息を吹きかけて消火する
こちらの方法を採用する場合は、ホヤを上げ下げするときに火傷しないよう革手袋などを装着しましょう。
オイルランタンの燃料は？
オイルランタンの燃料は灯油かパラフィンオイルになります。
灯油
ガソリンスタンドで売られている灯油ですね。
キャンプで石油ストーブを使う方は石油ストーブとオイルランタンどちらにも使えるので便利ですね。
灯油を使うメリット・デメリットは以下のとおり。
- 安価
- ガソリンスタンドで買えるので入手しやすい
- 石油ストーブにも使えるので汎用性が高い
- 煤(すす)がつきやすい
- 灯油のにおい
私は灯油を使いますがホヤの上部は煤けてしまいました。
これもオイルランタンの”味”だと思って気に入っています。
ホヤ内部は簡単に掃除できますので煤がついても問題ありません。
灯油は1ℓあたり100円前後で販売されていますのでとても安価！
パラフィンオイル
パラフィンオイルは店頭販売だとキャンプ用品を扱うアウトドアショップで販売されています。
パラフィンオイルには虫よけ成分が配合されているものもあるので春～秋にかけての虫対策にも一役かっています。
パラフィンオイルのメリット・デメリットは以下のとおり。
- 煤がつきにくい
- においが少ない
- 虫よけ対策もできる
- 高価
- 店頭販売だと手に入りにくい
オイルランタンで虫よけ対策もできるのは嬉しいですね。
ただしパラフィンオイルは1ℓあたり1000円以上のものが多いので、単純に灯油の10倍のコストがかかります。
アウトドアショップ以外で販売されているのを見たことがないので店頭販売では入手できる場所が限られますが、Amazonなどのネットショッピングなら簡単に購入することができます。
オイルランタンの注意点は？
私がオイルランタンを使ってきた中で注意した方が良いなと感じた点がいくつかありますので対処方法と合わせて紹介しておきます。
オイル漏れ
FEUERHAND(フュアーハンド)ランタン276ジンクの燃料タンクのキャップからオイルが漏れます。
購入したままの状態で使用する場合は絶対にオイルが漏れるといっても過言ではありません。
もちろん燃料タンクが常に空っぽの状態で持ち運ぶのであれば問題ありませんが、燃料をタンク内に残したまま揺らしたり傾けたりするとオイル漏れが発生します。
とくに車で移動中は漏れやすいです。
対策方法はキャップのパッキンをゴムパッキンに交換すればＯＫです。
私はこの方法でいまのところオイル漏れしたことがありません。
詳しくはこちらの記事で
ホヤのガラスが割れやすい
ホヤのガラス部分は硬いものが当たれば簡単に割れてしまいます。
持ち運びの際が危険ですのでランタンケースを購入して、オイルランタンを保護することをおすすめします。
一酸化炭素
火を使っているので一酸化炭素が発生する危険があります。
テントを閉め切った状態でオイルランタンを使用せず、十分な換気を行い使用しましょう。
- オイル漏れ
- ホヤのガラスが割れやすい
- 一酸化炭素
これらに注意して使用しましょう。
FEUERHAND(フュアーハンド)ランタン276ジンク
キャンプをはじめるとオイルランタンに惹かれてしまいます。
ランタンとしての機能は台頭しているLEDには及びませんが、炎のゆらぎに魅了されることは間違いありません。
使い込むうちに自分色になっていくオイルランタンの姿にも愛着が湧きます。
オイルランタン未体験の方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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