キャンプでは焚き火調理も好きだけど煤の掃除が面倒だし、手っ取り早く火が起こせるカセットコンロが良いなと思っておられる方も多いのではないでしょうか。
実際に僕もキャンプではカセットコンロを使用していて、焚き火は観賞用だったり焚き火をしないキャンプも多々あります。
カセットコンロといえば家庭でも使用している岩谷産業のカセットコンロを思い浮かべるのではないでしょうか?
実は岩谷産業からアウトドア用に作られたカセットコンロが販売されているんです。
”タフまる”と”風まるⅡ”です。
今回は岩谷産業のカセットコンロから僕も使用している”達人スリム”も合わせた3つを比較してみようと思います。
タフまる

今回紹介する中でもっともアウトドアでの使用に適しているのがタフまるです。
タフまるの特徴は
- ダブル風防ユニット
- 多孔式バーナー
- 耐荷重20kg
- 専用キャリングケース
ダブル風防ユニットは空気は通すが風は通さないという特許登録された性能で、アウトドアでは天敵の風の影響に配慮されています。
さらに多孔式バーナーは炎の脚を短くし、風で流されにくくなっていますので風への対策はバッチリです。
耐荷重は20㎏あるのでダッチオーブンでカレーや鍋を煮込んでもまったく問題ありません。
専用のキャリングケースが付いていて持ち運びも便利ですし、オプション品にはなりますが豊富なアクセサリーを揃えれば焼肉やタコ焼きも楽しめます。
最大発熱量は3.3kw(2800キロカロリー/h)です。
風まるⅡ

風まるⅡも風に配慮されたアウトドア向きのカセットコンロです。
特徴は
- ダブル風防ユニット
- 耐荷重15㎏
- 専用キャリングケース
今回比較する中でもっとも最大発熱量が高いシリーズです。
最大発熱量は3.5kw(3000キロカロリー/h)です。
タフまるとの違いは多孔式バーナーではないことくらいで、風の通さないダブル風防ユニット機能は付いています。
耐荷重も15㎏あるのでダッチオーブン調理も大丈夫ですね。
こちらも専用キャリングケース付きで、アクセサリーも豊富にありますので用途に合わせた使い方ができます。
達人スリム

家庭用の一般的なカセットコンロです。
特徴は
- 薄型
- 軽量
- 手入れが簡単
タフまるや風まるⅡのような風に配慮されたつくりではありませんが、本体は薄型で軽く五徳まわりもスッキリしているので手入れは簡単です。
家庭用のカセットコンロなので専用キャリングケースは付いていません。
別売りのキャリングケースを購入するとタフまるや風まるⅡと同程度の価格になるので、キャンプでの使用目的であればタフまるや風まるⅡを購入することをオススメします。
目的で選ぶ
どのカセットコンロが良いのかは使用頻度が高さによります。
僕の場合はキャンプは月に1~2回程度ですし、カセットコンロを使うのはテント内ですので風の影響を受けることはほぼありません。※十分な換気をおこなった上で使用しています。
キャンプよりも自宅で鍋、おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶなどカセットコンロを使う機会が多いですので達人スリムを選択しました。
達人スリムには耐荷重の記載がありませんが達人スリムを使って10インチのダッチオーブンでパンを焼いても特に問題なく使えました。
自宅での使用頻度が低くキャンプで使用することが主な方はタフまるや風まるⅡを選択した方が良いですね。
どれも使用する燃料はCB缶ですので、どこでも簡単に手に入りますよ。
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