軽バン車中泊におけるポータブル電源の必要性は?無くてもなんとかなる?

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「軽バン車中泊にポータブル電源なんて必要ないでしょ⁉」

確かにポータブル電源は必要ありません。

しかし、私は必ずポータブル電源を使っています。

理由は「ポータブル電源を使うことで手に入れられる便利で快適な車中泊生活が必要だから

私が求めたのはポータブル電源そのものではなく、ポータブル電源を使うことで手に入る未来です。

すでにポータブル電源無しの軽バン車中泊スタイルを確立されている方、ポータブル電源無しで軽バン車中泊に挑戦したいと考えている方に「ポータブル電源を買うべきだよ!」と言う気はまったくありません。

私は年間30泊程度の車中泊を楽しんでいますが、その中でポータブル電源の必要性を感じましたので紹介します。

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目次

ポータブル電源の必要性

軽バン車中泊にポータブル電源を導入する目的はなんですか?

車内調理?テレビや映画などの娯楽?電気毛布やサーキュレーターといった生活家電?

私は軽バンの車内ですべてを完結させることを目指しました。

車内調理

「車中泊では外食かスーパーやコンビニの総菜を買ってきて調理はしない」という方にはポータブル電源は不要ですね。

私は軽バンの狭い車内でも自分で調理を楽しみたいのでポータブル電源を導入しました。

ポータブル電源があれば車内でガスや火を使わなくても安全に調理を楽しむことが可能です。

小さい消費電力で使える調理家電も増えていますので、比較的安価な容量の小さいポータブル電源(300Wh程度)でも楽しめます。

鍋や焼き肉もできちゃいますよ。

娯楽

車中泊でもテレビや映画などの動画視聴やゲームを楽しみたいという方が多いです。

軽バンでもプロジェクターとスクリーンを用意して大画面で映画を楽しめます。

当然、プロジェクターを使うにはコンセントが必要なのでポータブル電源は欠かせません。

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テレビゲームをするにはモニターとゲーム機を用意しなければならないので、軽バン車中泊では少々大変ですがポータブル電源があれば可能です。

「車中泊では読書を楽しむ」という方にはポータブル電源は不要です。

生活家電

車中泊で使う生活家電の代表は電気毛布やサーキュレーターです。

とくに電気毛布を使いたくてポータブル電源の導入を考えている方は非常で多いですよね。

電気毛布

私は電気毛布を使っていません。

もちろん使ったことはあるので、暖かさは身をもって体感しています。

私は普段、寝袋の愛用者です。

「NANGA オーロラ900」というハイスペックな寝袋を使用しているので電気毛布は必要ないのです。

寝袋だけで寒そうな場合は、薄手の毛布を1枚寝袋の中に入れて使います。

電気毛布を使うためにポータブル電源の導入を検討していて、私のように高級寝袋をすでに所持しているのであればポータブル電源は必要ありません。

サーキュレーター

サーキュレーターは空気を循環させるために使っています。

夏場だけでなく冬場の車中泊でも使用するので、1年中積みっ放しです。

狭い車内で調理をすると熱やニオイがこもるので窓を少し開けてサーキュレーターを回します。

サーキュレーターは消費電力が小さいので安価なポータブル電源でも使用できますよ。

ポータブル電源のデメリット

ポータブル電源を購入すると良いことばかりなのか?

もちろんデメリットもあります。

ポータブル電源のデメリット
  • 初期費用が高額
  • 大きさ・重さ
  • 盗難のリスク

初期費用が高額

ポータブル電源を導入しようか検討されている方の多くが、ネックとしている問題ですよね。

ポータブル電源は初期費用が非常に高額。

1泊の車中泊で使用するならば最低でも5万円程度のポータブル電源が必要です。

さらに使える電化製品の幅を増やしたいと考えるのなら、より質の高いポータブル電源を選ばなくてはなりません。

価格も10万円、20万円と大きな出費になります。

ちなみに私が使っているエコフローRIVER2 MAXは定価64900円で容量512Wh。

これなら軽バン車中泊1泊程度なら余裕です。

セールが行われることもあるので公式サイトをチェックしてみましょう。

大きさ・重さ

ポータブル電源はモバイルバッテリーのようにコンパクトではありません。

軽バン車中泊では存在感のある大きさです。

バッテリー容量が大きくなるにつれ、大きさ・重さが増えていきます。

大きい物だと20㎏を超えるポータブル電源もあるので、簡単に持ち運びできるとも限りません。

必要に応じた大きさのポータブル電源を選びましょう。

盗難のリスク

ポータブル電源は高額かつ人気ゆえに盗難の対象となってしまうケースもあります。

盗難被害に遭わないためにポータブル電源は見えにくい場所に設置することと、車のカギを掛けることが重要です。

盗られて後悔する前に、自分でしっかり対策しておきましょう。

ポータブル電源のメリット

ポータブル電源のデメリットは上記の3点。

そのデメリットを上回るメリットが詰まっているポータブル電源の魅力はこちら。

ポータブル電源のメリット
  • 多くの家電製品が使用できる
  • 場所を選ばず車中泊
  • 安全・快適な車中泊

多くの家電製品が使用できる

ポータブル電源があれば多くの家電製品を使用することが可能です。

調理家電・生活家電・娯楽家電ほぼすべての家電製品が車中泊で使えます。

もちろん使える家電製品はポータブル電源の容量・定格出力などのスペックによって変わってきます。

車中泊で使いたい家電製品が決まっているなら、その家電製品の消費電力に合わせたポータブル電源を選べば良いだけです。

場所を選ばず車中泊

場所を選ばずといっても基本的に車中泊が認められている場所はオートキャンプ場かRVパークと呼ばれる車中泊専用施設のみ。

オートキャンプ場であれば車の外で焚き火やガスコンロなどの火を使うことができますが、RVパークはキャンプ場ではないので火を使うことはもちろんNG。

ポータブル電源があれば調理家電を使って調理できるので、オートキャンプ場でもRVパークでも温かいごはんを頂けます。

ポータブル電源で使える電化製品のなかでも調理家電はもっとも重宝します。

安全・快適な車中泊

車内でカセットコンロを使うのは大変危険です。

一酸化炭素中毒や火災のリスクが高いので絶対にやめましょう。

ポータブル電源があればIHクッキングヒーターや炊飯器も使えるので安全です。

またノートパソコンを持ち込んで仕事もできるので、リモートワークにも最適ですね。

ポータブル電源で使える電化製品は?

では実際にポータブル電源で使える電化製品はどんなものがあるのか?

車中泊で使いそうな電化製品と消費電力をまとめた表がこちら。

電化製品名消費電力(約)電化製品名消費電力(約)
スマホ(充電時)5~16Wプロジェクター135~180W
LEDライト5W炊飯器350~450W
サーキュレーター20~30W電子レンジ500~1300W
Switch(本体充電時)39WIH卓上コンロ750~1000W
小型冷蔵庫30~60Wハロゲンヒーター800~1000W
電気毛布35~55Wドライヤー1100~1300W
ノートパソコン45~65W電気ケトル1200W
※消費電力については目安としてお考えください

熱を発する電化製品は消費電力が高いことがわかります。

上の表は参考値ですが、例えば電気ケトルをポータブル電源で使用したい場合は、定格出力1200W以上のポータブル電源が必要です。

定格出力1200W以上のポータブル電源は上位モデルで価格も10万円を超えてしまいます。

私が使っているRIVER2 MAXは定格出力500Wなので電気ケトルは使えませんが、炊飯器でお湯を沸かすという裏技を使っていますよ。

詳しくはこちらの記事

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源の選び方は使いたい電化製品や何泊するかによって変わってきます。

事前に車中泊でどの電化製品を使いたいかを考えておいて、その電化製品の定格出力がどのくらいかをチェックしておきましょう。

ポータブル電源のスペックは容量と定格出力が比例して大きくなるので、大きいポータブル電源になればなるほど使える電化製品の種類が増え、使える時間が長くなります。

その分、価格も大きくなります。

ポータブル電源の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

結論:ポータブル電源は必要

ポータブル電源がなくても軽バン車中泊をすることはできます。

しかし、私は不便だと感じました。

ポータブル電源を導入して以降は車中泊が楽しくなり、キャンプより車中泊の回数が次第に増えています。

自分の好きな場所で好きな景色を眺めながら快適に過ごす。

ポータブル電源があればこの快適な未来を手に入れられます。

ポータブル電源ではなくポータブル電源を使うことで訪れる未来を買ってください。

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