登山、キャンプ、車中泊とアウトドア全般においてマストなアイテムの1つに寝袋(シュラフ)があげられますよね。
シュラフにも色々な種類がありその価格はピンキリ!
形はマミー型か封筒型か、素材は化繊かフリースかダウンかなど。
使用する季節や環境を考えて選ばなくてはなりません。
キャンプや車中泊で使う季節が春・夏・秋の3シーズン限定ということでしたら寝袋は安価なものでも良いと思いますが、冬は話が違ってきます!
冬のキャンプや車中泊では外気温がマイナスになることがありますし、春・夏・秋でも2000mを超えるような山の上では気温が低くなることは想像できますよね!
そこで手にしておきたいのが暖かくて軽量コンパクトなダウンシュラフ!!
僕の中でダウンシュラフの2大ブランドといえばmont-bellとNANGA!
この度、僕が冬キャンプ用に選んだのがNANGAのシュラフです。
なぜNANGAにしたのか?
それはNANGAのシュラフをお安く手に入れる方法があったからです!
今回は僕が購入したNANGAのシュラフ【NANGA×山渓】コラボのシュラフ オーロラ900DXロングオールブラックを紹介します。
NANGA×山渓コラボモデル
先にあげたNANGAのシュラフを安く手に入れる方法は【NANGA×山渓】のコラボモデルにあります。
山渓オンラインショップ経由で購入することができます。
僕が購入したのはオーロラ900DXロングというモデルですが、オーロラ450、オーロラ600、オーロラ750ともう少し軽めのシリーズのモデルもあります。
450,600,750,900という数字はダウンの量を表しています。
数字が大きくなるほどダウンの量が多く暖かいということですね(^.^)
ではなぜ【NANGA×山渓】コラボのシュラフは安く手に入れることが出来るのか見ておきましょう。
在庫を持たず受注生産
山渓オンラインショップの説明文によるとNANGA製ダウンシュラフの在庫は持っておらず、受注生産という対応をとっているそうです。
ここがコストカットの一つ目のポイントですね。
注文前の生産、取り置き、仕上がり予定の案内は出来ないようです。
ちなみにこのブログを書いている2021年4月2日現在では納品が6月下旬になる予定だそうです。
おおよそ3ヶ月程度といった納期ですね!
ダウンシュラフが活躍する時期は冬ですので今注文して6月納品でしたら今年の冬のキャンプには余裕で間に合いますね(^^)/
反対に冬になってから買おうと思っても3ヶ月程度の納期が必要になることを頭に入れておかなければなりません(-_-;)
参考までに僕は2021年1月8に楽天市場から注文して家に届いたのが2021年3月8日でした。
注文後の案内では3月下旬納品という案内が来ていましたので若干納期が早まったという感じですね(^^)/
到着後すぐにふもとっぱらでキャンプをしたので使いましたが、まったく寒さを感じずに寝ることが出来ましたよ(^^)/
次回は今年の冬のキャンプで活躍してもらおうと思っています。
カラーはブラックのみ
【NANGA×山渓】のシュラフが安く買えるもう一つのポイントがカラーがブラック単一のみというところですね!
山渓オンラインショップの説明文によるとオーロラテックス製品を製造する際、一番多く使うカラー(ブラック)&大量オーダー&単一カラーで作ることによる製造コストの大幅カットによりプライスダウンが実現出来ているそうです。
もちろんNANGAのダウンシュラフの高い性能はそのままですし、NANGAの魅力でもある永久保証もしっかり受けられますよ(^^)/
NANGAのシュラフってカラフルなモデルが多いので自分の欲しい色が決まっている場合はNANGA×山渓モデルでは満足できないかもしれませんが、色には特にこだわりが無い方や、黒なら良いかなって思える方なら全然問題のないお話ですよね(^.^)
それだけのことでNANGAのシュラフが安く買えるわけですから嬉しい限りです(^^)/
実際どのくらい安いのか?
現状NANGAのシュラフの主流モデルはオーロラライトというモデルのようでオーロラモデルは【NANGA×山渓】コラボモデルしか見当たりません。
ですのでオーロラライト900DXロングモデルと比較してみます。
NANGAオーロラライト900DXロングモデルは67650円(税込)※2021年4月2日現在
一方、【NANGA×山渓】オーロラ900DXロングは45699円(税込)※2021年4月2日現在
どちらもショップによって多少の値段のバラつきはありますのでご了承ください。
モデルが変わって改良されている点はオーロラライトの方が品質はそのままでより軽量コンパクトになったこと。
上記モデルの価格差は21951円!
これは大きいですよね(゚Д゚;)
NANGAのシュラフがこれだけのお値引きと考えるとめちゃめちゃお買い得です(^^)/
NANGAの魅力
【NANGA×山渓】コラボモデルはNANGAのシュラフと何が違うのか?
何も違いはありません。
NANGAのシュラフが本来持っている高品質はそのままに生産コストを低く抑えることで低価格が実現されています。
ではNANGAシュラフの魅力を見ていきましょう。
永久保証
NANGAシュラフの大きな魅力といえば永久保証ですね!
これは自社製品に対する自信の裏付けですよね。
修理が可能か否かはNANGAに製品を送って判断してもらい、可能であれば修理費用無料で期間を限定せずに永久に修理保証してもらえるというサービスです。
使う側としてはとても有難いサービスですよね!
スペイン産ホワイトダックダウン
ダウン製品の品質や機能を決めるのは水鳥の品種だけではなく、水鳥が飼育された環境と飼育期間も、品質を大きく左右します。NANGAではスペイン産のホワイトダックダウンに限定して使用しています。スペイン産の水鳥は、スペインの広大な土地と最新設備を導入した環境で長い日数をかけて育てられています。非常に衛生的かつ、のびのびと飼育された水鳥の羽毛は、丈夫で反発性が強く、崇高性に富んだものとなります。また、フェザーはしなやかで柔らかく、ダウンはここちよく体になじみ、ダウンホールは小羽枝をたくさんもっています。そのため、空気層が多く、保湿性・断熱性・弾力性に優れた素晴らしい品質が特徴です。
nanga.jp より引用
目に見えないところまでこだわりを持って作っているからこそ高品質な製品が産まれ、多くの人に支持されているということですね。
支持=信頼ということですね。
AURORA-TEX(オーロラテックス)
NANGAシュラフの製品名にも含まれているオーロラ!
これはオーロラテックスという素材が使用されていることに由来しています。
撥水機能を持つ表地、肌触りがサラサラなナイロンタフタ(裏地)の間に防水透湿性を持つオーロラテックス素材をレイヤードすることで高レベルな防水透湿性を達成した。
というのがNANGAのシュラフの特徴です。
要するに外側からの水は弾くけど、内側の湿気は外に逃がすよ!ってことですね(^.^)
確かにNANGAのシュラフは多少の水をこぼしたって弾いて吸い込むことはありません。
結露するような季節でもNANGAのシュラフはシュラフカバーが要らないといわれるのもオーロラテックス素材の性能の高さということですね。
ファスナースライダー噛み込み軽減
YKKの特殊パーツをファスナースライダーに取り付けたことで噛み込みの原因となる隙間を減らし”生地の噛み込み発生軽減”と噛み込みが起きた際の”生地へのダメージ軽減”が実現されています。
確かに今のところNANGAのシュラフは一度もファスナーで噛み込みしてしまったことはありません。
僕はNANGAの他にmont-bellのダウンハガー#3も使用していますがこちらは噛み込んでしまって焦ったことがあります(^^;
またこのファスナーには蓄光樹脂素材で作られていますので暗闇でもファスナー操作がしやすいのも特徴といえます。
NANGAシュラフの手入れ方法
【NANGA×山渓】コラボのシュラフ、安く手に入れることが出来るといっても高価なことに変わりありません。
大切に長く使うためには日々のお手入れ、メンテナンスも重要になってきます。
NANGAのシュラフはなんと家庭用洗濯機で洗えるというから驚きますよね(゚Д゚;)
毛布対応型洗濯機(標準洗濯容量が4.0㎏以上)で洗えるようですので方法を見ていきます。
洗い方
- シュラフに付いているゴミや糸くずを取り除きます。
- 洗濯機に洗剤と水を{低水位}まで入れます。
- 洗濯機指定の大物洗い用洗濯ネットを用意し、シュラフをロール巻にしてネットに入れファスナーを閉じます。
- 洗濯ネットを洗濯機に入れて十分で押し洗濯液を馴染ませてシュラフ内の空気を抜きます。
- 洗濯機のスイッチをONにして、お使いの{毛布洗いコース}にセットします。(水位は高水位にセットします)
- スタートボタンを押します。(運転を開始するとシュラフが水を吸い水位がさがりますので水の自動補給機能がない洗濯機の場合は手動で水を補給してください。)
- 洗濯が終了した後脱水機は使用しないで手でしぼってから風通しの良いところで日中自然乾燥をして下さい。中の羽毛が乾いたら両手で左右の羽毛をよくほぐしてください。
ご注意
- 必ず洗濯ネットを使用してください。
- 漂白剤・柔軟剤は使用しないでください。
- 乾燥は自然乾燥をして下さい。乾燥機を使用する場合は必ず布団乾燥機能付きのものを使用してください。(羽毛の乾燥には時間がかかります。)
- 洗濯後収納する場合は中身の羽毛が充分に乾燥したのを確認し湿気の少ないところで防虫剤を入れ密閉などせずに収納してください
※株式会社 ナンガ より引用
NANGAシュラフの保管方法
ダウンシュラフの保管は専用の収納袋に入れて保管しがちですが、羽毛が固まってしまったり寄ってしまったりするのを防ぐ為に、家での保管時は袋から出して日に当たらない場所で保管しましょう。
使用後は必ず陰干しして乾燥させておきましょう。
専用の収納袋に入れるのは持ち運びのときだけですね!
羽毛増量が可能
NANGAのシュラフは有償で羽毛増量が可能です。
製品のグレードによって羽毛の追加できる量が異なるようなので詳しくはNANGA公式サイトへ
NANGA×山渓コラボシュラフまとめ
【NANGA×山渓】コラボのシュラフ 冬キャンプでも寒さを感じさせない暖かさはもちろんのこと、細部までこだわった高品質設計、アフターケアやメンテナンスに至るまでサポートしてもらえるので非の打ち所がありませんね。
安く手に入れることが出来るといってもまだまだ高額な買い物という点がネックにはなると思いますが、手に入れてしまえば永久保証も付いていますので長年に渡って使うことが出来ます。
コストパフォーマンスで考えれば決して高い買い物ではないと思います。
冬期のアウトドアにおいて寝袋は命を守るアイテムといっても大袈裟ではありません。
快適に眠れるように最善のアイテムを選択しましょう!
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