冬のキャンプで手軽に暖を取れるのが石油ストーブですよね。
薪ストーブは雰囲気は抜群に良いけれども、薪割りの手間や火力調節が難しかったり。
電気ストーブやホットカーペットは大容量のポータブル電源が高価ですので手が出しにくかったりします。
石油ストーブなら安定した火力で湯沸かしや鍋料理なんかも天板の上で楽しめます。
今回ご紹介するトヨトミ レインボーストーブは対流形石油ストーブのなかでは低価格なアイテムで、その燃費性能は非常に優秀です。
実際にトヨトミ レインボーストーブを体験してきましたので使用感をレビューしていきます。
トヨトミ レインボーストーブの良い点
まずはトヨトミ レインボーストーブを使ってみて感じた良いなと思った点は以下の3つ。
- 低燃費
- 明るい
- 電子点火方式
低燃費でコスパが良い
トヨトミ レインボーストーブの大きな魅力のひとつは燃費性能の高さにあります。
同じ対流形石油ストーブでよく比較される”Newアルパカストーブ”や”アラジンブルーフレーム”よりも燃費性能は優秀です。
タンク容量は4.9ℓで燃焼継続時間は20時間ですので、1泊のキャンプなら5ℓの灯油があれば足りてしまいます。
これは経済的ですよね。
もし灯油が残ってしまっても石油ストーブなら自宅で使用することが出来ますので無駄がありません。
炎がレインボー色で明るい
商品名レインボーストーブの名の通り炎の色がレインボーに輝きます。
特殊ガラスコーティングによって炎がレインボーに輝いている訳なんですが、この輝きがめちゃめちゃ明るいんです!
夜間でもレインボーストーブを焚いていれば他の照明は要らないレベル。
というよりも眩しいレベルです。
その明るさは製品ページには40Wと記載されています。
多くの方がイメージされる一般的な石油ストーブとは明るさが全然違うことに驚きました。
電子点火方式で楽
石油ストーブのなかには芯に火を付けるときマッチやライターが必要なケースもあります。
上記の”Newアルパカストーブ”や”アラジンブルーフレーム”も点火にはマッチ・ライターが必要です。
トヨトミ レインボーストーブは電子点火方式が採用されていますので、つまみを回すだけでストーブに火を付けることが出来ます。(灯油とは別に単2乾電池が4本必要です)
乾電池は最初に入れてしまえばしばらく入れ替えることはありませんし、マッチ・ライターを忘れて着火できないなんて心配は要りません。
トヨトミ レインボーストーブの対策が必要だなと感じた点
トヨトミ レインボーストーブをもっと快適に使うために対策を取った方が良いな~と感じた点は以下の3つ。
- 火力
- 天板の径の大きさ
- 持ち運び時のケース
火力が気になる
僕が常用しているNewアルパカストーブに比べると火力が劣っていると感じました。
12月~2月の厳冬期キャンプをトヨトミレインボーストーブ1台で乗り切るのは不安です。
ストーブ以外に電熱式のブランケットなど他の寒さ対策が必要になりそうです。
ストーブファンや反射板を利用して暖房効率を上げることが出来れば、より快適に使えると思うので試してみる価値はあるかもしれません。
天板の径が小さめ
こちらもNewアルパカストーブとの比較になりますがトヨトミ レインボーストーブは天板の直径が16㎝と小さめな設計なので、大きめの鍋を乗せるには不安定に感じました。
Newアルパカストーブなら10インチのダッチオーブンも難なく置けますが、レインボーストーブだと天板の幅では収まりません。
天板に乗せるクッカーやケトルの大きさも考えた方が良いですね。
持ち運びケースがあれば安心
トヨトミ レインボーストーブはケースが付属していないので必要であれば別途購入しなければなりません。
一応、燃焼筒周りには縦格子状のガードが付いていますが、隙間から硬いものが当たればガラスが割れてしまいそうです。
大切な道具を長く使うためには裸で持ち運ぶより、保護ケースがあった方が安心できますよね。
比較表
上記でも紹介した他のストーブとの比較表です。
冬のキャンプが楽しくなる石油ストーブ
トヨトミ レインボーストーブなかなか良い石油ストーブですよね。
燃費も良くて経済的ですし、手軽に暖を取れてキャンプ以外でも役に立つ!
もちろん対策が必要な点はありますが、どの商品でも弱点は必ずあります。
薪ストーブや電化製品にも良いものがありますが、石油ストーブもおすすめですよ!
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