先日ご紹介した完全初心者によるククサ作りで出た端材。
薪にしてしまっては勿体ないと思いましてスプーンを作成することにしました。
ククサと違って軽作業でしたので一日で彫り上げることが出来ました。
その手順を紹介していこうと思います(^^)/
今回使用した道具はノミ(平ノミ、外丸ノミ)、のこぎり(横挽き)、手斧、カービングナイフ、サンドペーパーです。
大枠を型取り
スプーンの元となるは端材がこちら。
この端材からスプーンの大枠を型取りしていきます。
のこぎりと手斧でザックリした型を取ります。
こんな感じ。
スプーンの形に成形
つづいて、平ノミを使用してスプーンの形に成形していきます。
ここで作る形がこのスプーンのベースの形になるので完成をイメージして鉛筆等で下書きしておくと良いと思いますよ(^.^)
成形したスプーンの形がこちら。
スプーンの匙を彫る
ここから彫る作業に入ります。
スプーンの匙となる部分の彫りだし。
外丸ノミを使って彫っていきます。
僕は深めの匙にしました(^^)/
角を落として形を整える
匙の部分を彫り終えましたら平ノミやカービングナイフと使って淵やハンドル部分の角を落として最終的な形に整えていきます。
なかなか左右対称の形にならずに削りすぎてしまった感がありますがこちらです(^^;
塩茹で
ククサ作りの塩茹でと同じ工程です。
海水程度の塩分濃度(目安3%)の塩水を沸騰させスプーンを投入!
最初はスプーンが浮いていますが、スプーンが沈むまで塩茹でします。
時間的には1時間程度。
防腐、防虫のための工程です。
乾燥
茹で上がったら乾燥です。
乾燥は天日干しで一気に乾燥させると木が割れてしまう恐れがありますので、僕は新聞紙に包んでフリーザパックに入れて少し口を開けておく。
これで1~2週間時間をかけてゆっくり乾燥させていきます。
新聞紙は毎日取り換えました。
仕上げ
乾燥が終わったらカービングナイフやサンドペーパーで仕上げしていきます。
仕上げ終わったらクルミ油でコーティングして完成です。
ちなみに油を塗るのは乾燥のし過ぎを防ぐ為。
スプーン作りは簡単
スプーン作りは乾燥させるのに時間はかかるものの木の成形自体は一日あれば完成させることが出来るので初心者の僕でも簡単に楽しむことが出来ました。
形はちょっといびつになりましたが(-_-;)
自分で道具を作るということが楽しいんですよね(^^)/
DIYに挑戦してみたいけど何から作ろうか迷われている方、手始めに簡単に作ることが出来るスプーン作りから始めてみてはいかがでしょうか(^.^)
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