結論:「キャンプにペグハンマーは必携アイテムです。」
- ペグハンマーが折れて困った
- 地面が硬くてペグが刺さらない
- 頑張ってペグ打ちしたはいいけど、抜けなくなった
これらは実際に私がキャンプ中に起きた出来事です。
ペグハンマーという道具は軽視されがちですが、無いと困るケースがあります。
とくにキャンプ初心者の方にとってテント設営が万全かつスムーズに行えるか大きなポイントです。
「自分が行くキャンプ場がどんなフィールドか?」「ペグハンマーの代替えになる道具を携帯しているのか?」
ペグを打つ・抜くだけの道具ですが、無駄な労力を使わずスムーズにテント設営ができればキャンプを快適に楽しめますね。
ここではペグハンマーの必要性を私の経験を交えてお伝えします。
キャンプでペグハンマーが必要なケース
「ペグを叩くだけだから無くても大丈夫!」と思われがちなペグハンマー。
必要だからこそ各アウトドアメーカーがペグハンマーを販売しています。
では、私が直面した「ペグハンマーがあって良かった~」と感じたケースを紹介します。
地中に石が多い地面
地面の見える部分は土や芝でも地中はどうなっているかわかりません。
私がよく行く河原のキャンプ場は、地中に大きな石がゴロゴロしていてなかなかペグが刺さりません。
また「ふもとっぱらキャンプ場」に代表される富士山の麓にあるキャンプ場には、噴火のときに発生した溶岩が埋まっています。
小石程度なら力を込めて打ち付ければペグが入っていきますが、大きな石だとペグが曲がってしまうので場所を変えて打ち直しです。
実際、私はふもとっぱらキャンプ場でペグハンマーが折れて困った経験があります。
木の根が張っている地面
木の多いキャンプ場は根が張っていることがあります。
木の根は厄介で、打つときも抜くときも硬くて困ります。
とてもペグハンマー無しでは太刀打ちできません。
林間サイトのキャンプ場を利用する場合は必ずペグハンマーを携帯しましょう。
日照りが続いて乾燥した地面
晴れの日が何日も続いた後は、地面が乾燥して硬くなっています。
乾燥した地面にペグを打ち込むのは一苦労ですが、土が割れやすく脆いのでテント設営後もペグの状況を確認することをおすすめします。
反対に雨の後はペグの効きが緩く抜けやすいので、こちらも注意が必要です。
ペグハンマーは打つだけでなく、抜くときも役立つ
ペグハンマーの役割はペグを叩くだけではありません。
ペグを抜く機能も併せ持っているのがペグハンマーです。
ペグがよく効いている地面からペグを抜くのは力が要ります。
無理に素手で抜こうとすれば怪我をする原因になるので、ペグハンマーを使いましょう。
- 地中に石が多い地面
- 木の根が張っている地面
- 日照りが続いて乾燥した地面
- ペグハンマーは打つだけでなく、抜くときも役立つ
ペグハンマーを持つことのメリット・デメリット
人によってペグハンマーは必要ないと考えている方もみえます。
私が考えるペグハンマーを携帯することのメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
- 硬い地面でもペグを打ち易い
- ペグ抜きも簡単
- テント設営・撤収がスムーズになる
デメリット
- 荷物が増える
- 購入費用がかかる
- 代替え可能な場合もある
ペグハンマーがない場合はどうする?
では、そもそもペグハンマーを携帯しない・ペグハンマーを忘れてしまった場合はどうするのか?
ペグハンマーが無くても代替えが可能な場合もありますので紹介しておきます。
鋭利な道具を使うパターンもあるので気を付けて行ってくださいね。
石で叩く
ペグハンマーの代わりに石で打ち付ける方法です。
キャンプ場にゲンコツよりも一回り大きいくらいの石が転がっていれば、それを使えばOKです。
しかし、都合よくキャンプ場に必ず石が転がっているわけではありません。
私もよく利用する「ゆるキャン△」でもおなじみの、”渚園キャンプ場”はよく整備されたキャンプ場でペグを打ち付けるような石はひとつもありません。
自分が行くキャンプ場がどんなフィールドか事前に確認しましょう。
斧で叩く
薪割りをするのに斧を持って行く方も多いのではないでしょうか?
間違っても斧の刃の部分で叩いてはいけませんが、刃の後ろ側は厚みがありペグハンマーの代替えとして使えます。
ただし、刃物を振り回すことになるので、自分だけでなく周りに人がいないかしっかり確認しましょう。
怪我をしない・させないように注意しましょう。
薪で叩く
焚き火をするのに使う薪も、代替えとして使える可能性があります。
薪には2種類「広葉樹」と「針葉樹」があります。
針葉樹の場合は割れやすいので、ペグを叩いているうちに割れてしまうこともあります。
広葉樹の方が重みもあり割れにくいので、選べる環境であれば広葉樹の方が良いでしょう。
ペグを抜くときは?
まず足の裏(靴の底面)でペグを左右に蹴ってペグの効きを緩くしておきましょう。
そのまま素手で抜けるようなら抜いてしまってOK。
抜けないようなら余っているペグを使って、フック同士をを引っ掛けて引っ張りだす要領で。
ペグも先が尖っていて危険なので注意してください。
私のおすすめペグハンマーは村の鍛冶屋
冒頭でも紹介したように私はペグハンマーは必携アイテムだと位置づけています。
では、どんなペグハンマーがおすすめか?
私のおすすめは「村の鍛冶屋 エリッゼステークアルティメットハンマー ショート」です。
このペグハンマーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
私も使っているペグハンマーで良いところを紹介しておきますと
- 頑丈なつくり
- パワー・重量感
- ペグ抜きのしやすさ
少々価格が高いのですが、しっかりした作りで長く使えるものなのでコスパも良いです。
私はペグハンマーを推奨します
軽視されがちな存在、ペグハンマー。
必携アイテムですよ!
無くて困ることはありますが、有って困ることはありません。
キャンプ場に着いてからペグ打ちができそうな代替えアイテムが無くて、テント設営で苦労するくらいなら最初から準備しておいた方が良いですよ!
ところで
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